赤ちゃんが機嫌良く起きていられる時間を知っていますか?
昼寝は毎日していますか?
目次
活動時間を目安に寝かしつける
こちらが乳幼児の活動時間の目安になります。
新生児は約40分しか起きていられないのです。
赤ちゃんはこの活動時間を超えると疲れすぎてしまい逆に興奮状態になってしまいます。
学生時代にオールでカラオケ♩
途中眠くなるけど、それを超えると元気!になった経験はありませんか?
活動時間を超えた赤ちゃんにも同様の現象が起こっています。
しかし、育児者から見るとわかりにくく「まだ、眠くないのかな」と判断してしまうのです。
生後0-1カ月
活動時間=直近の睡眠の継続時間。
最長で40分です。
直近の睡眠の継続時間とは、20分寝たら活動時間も20分です。
新生児期は基本的におむつ替えや授乳以外の時間はほとんど眠っていることになります。
ずっと起きているなと感じたら眠れるように環境を整えてあげる必要があります。
生後1-2カ月
活動時間=直近の睡眠の継続時間。
最長で60分です。
新生児期と同じように昼寝が短ければ最長の60分よりも早めに寝かしつけをしましょう。
生後2-3カ月
活動時間=直近の睡眠の継続時間。
最長で80分です。
徐々に睡眠の継続時間が長くなってきます。
30分ほどで起きてしまった場合には再度眠るように寝かしつけをしてみましょう。
生後3-4カ月
活動時間=直近の睡眠の継続時間。
最長で90分です。
この時期は徐々に朝と夜の区別が付いてきます。
朝は日光の入る部屋で日光浴か、天気の良い日にはお散歩することで体内時計が調節されます。
また、朝にしっかり日光にあたっていると夜に睡眠ホルモンのメラトニンが生成され寝つきが良くなります。
生後4-6カ月
活動時間=直近の睡眠の継続時間。
最長1時間45分。
この時期には徐々に日中の睡眠が3-4回に整ってきます。
しかし、まだスケジュールにそって活動するのは難しいと思いますので、活動時間を目安に寝かしつけを開始しましょう。
生後6-8カ月
最長2時間30分。
この時期にはある程度予測できるスケジュールが出来ています。
朝寝は少し早めに活動時間2時間以内で寝かしつけを開始しましょう。
寝返りやずりばいが出来るようになると疲れやすくなりますので活動時間を調整する必要があります。
生後8-10カ月
最長3時間30分。
この時期は日中の睡眠が2回のお子様と3回のお子様に分かれます。
そのため、活動時間に差が出てきます。
起床から朝寝の活動時間は2時間から2時間半くらいにしましょう。
一般的には9カ月頃に日中の睡眠が2回に移行していきます。
夕寝がなくなる時期には、夕寝しない日とする日が出てきます。
急に3回から2回にするのではなく、徐々に移行しましょう。
昼寝2回の赤ちゃん
3時間30分。
夕寝がなくなる日には就寝時間を早めるなど調整が必要になります。
昼寝1回の赤ちゃん
5-6時間。
起きてから昼寝までが5時間。昼寝から就寝時刻までが6時間くらいが理想的です。
一般的には1歳半ころまでに昼寝が2回から1回に移行します。
移行時期は一気に移行するのではなく、徐々に移行するようにしましょう。
活動時間は目安なので、当てはまらないお子様もいます。
お子様の成長と眠い合図も参考に活動時間をみていきましょう。